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銀先物仮想取引
条件
1.銀は市場価格で購入しています。
2.銀が1kgあたり5万円以上になると赤字になります。
3.年間に10kg使用します。


年間に銀を10kg使用する工場があるとします。
現在の銀の値段は1kgあたり4万円だが、5万円を超えると赤字となってしまいます。
銀の相場は上昇傾向にあり、来年の価格が心配される状況です。
そこで

商品先物

取引を使用します。
まず

商品先物取引

市場で銀を10kg購入します。現物市場であれば40万円の支払いになりますが、先物取引においては一部を証拠金(担保)として納めるだけで取引が成立します。

a)一年後、銀の価格が5万に上昇していた場合。
先物市場
で購入した銀を売却します。価格の差によって10万円の利益となります。


次に現物市場で実際に使用するための銀を購入する。これにより50万円の支払いとなります。
差し引きで40万円の支払いとなります。事実上、単価を4万に抑えることができました。

b)一年後、銀の価格が3万に下落していた場合。
まず、先物市場で購入した銀を売却します。価格差によって10万円の損失となります。


次に現物市場で実際に使用するための銀を購入し、30万円の支払いとなります。
あわせて40万円の支払いとなり、事実上の単価は4万となりました。
事実上の単価はどちらの場合も同じとなるわけです。

商品先物取引とは、本来価格変動のリスクを回避するために用いられるものです。
このようにリスク回避を目的として先物取引をすることは、高い利益を求めるためではなく、 利益を確定させ、経営を安定させるためです。

別の利用法として、価格変動を利用して利益を得る投機取引と言うものもあり、 価格の上下を予想して商品の売り/買いをして利益を得ることが可能となっています。
 
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